永遠に続けなんて

 

 

「永遠」

 

無限に遠い未来まで時間的持続の際限のないこと

 

 

 

誰もがそんなもの無いと分かってると言うと思う。私もそうだ。人にはいつか終わりが訪れるし、出会いや別れを繰り返して成長していく。分かっていた。あの日の会見から。

 

 

彼はその瞬間、瞬間を大切にしている人だった。だからこそ「永遠に続けなんて願わないからせめてあと少しもう少しだけ」なんて歌詞が書けたのだろう。

 

 

私はいつか彼があの絶望を受けた時にどう思ったのか、何を考えたのかを歌詞に残してくれないかと思っていた。今でこそシーン問わず、お洒落な曲を書いているが昔のソロ曲は彼の気持ちや考えがストレートに受け取れる歌詞が多かった。私はそんな彼の歌詞が好きだった。

 

でももう、「関ジャニ∞錦戸亮」は見れなくなる。もっといえばジャニーズ事務所所属タレント錦戸亮を見れなくなる。まだ何が起きているか分からない。

 

私は7人時代の楽しかった思い出に鍵をかけて大切に心の中に閉まった。だからこそ私の記憶の中の彼は「関ジャニ∞は僕がこれから引っ張っていく」と言っていた時で止まっていた。人の気持ちは1年もあれば変わると言ってしまえばそれまでで、後から彼も撤回してたけどGR8ESTを見たときに関ジャニ∞を引っ張っていたのは間違いなく彼だった。当然のようにすばるくんのパートのほとんどは彼に引き継がれ最初に見たときは「負担が大きいな。」と思ってしまった。それでも歌割りが違うことに何度も泣いて、それが苦しくて私は関ジャニ∞から離れた。

 

そんな立場でこんなブログを書いているのはとてもおこがましいと思うけれど、関ジャニ∞を嫌いになって離れたわけじゃない。ずっとずっと大好きなアイドルだ。私のアイドルの概念を作ったのは関ジャニ∞であり、大倉忠義だ。

 

 

大倉くんのラジオでの手紙を聞いて関ジャニ∞にはただ笑っていて欲しいと思った。あの時のように関ジャニ∞だけでバカ笑いをしていて欲しい。あれだけファンの気持ちに寄り添ってくれる人達だけど、まだ気持ちが追いつかなくて良いと言ってくれるけど関ジャニ∞こそ少し休んで欲しいと思った。立ち止まって欲しいわけじゃない。ただ走り続けているのを少しでもゆっくり、スピードを落として欲しい。

 

大倉くんの口から「疲れた」「休みたい」っていう言葉が聞けて良かった。じゃないと本当に壊れてしまうと思った。ここまで頑張ってきたんだから少しくらい休んだって誰も何も言わないはず。それでもみんなを安心させるために47都道府県ツアーを決めた関ジャニ∞関ジャニ∞らしいなと思う。

 

 

 

 

亮ちゃん、まずは21年間お疲れ様でした。関ジャニ∞が結成される前からお兄ちゃん達と一緒に東京に行って活躍して、関ジャニ∞が出来てからもグループを背負って活動してたね。その間にはNEWSとの掛け持ち期間もあってどんなに忙しかったんだろう、大変だったんだろうと思います。

 

すばるくんがいなくなってからなおさら亮ちゃんにかかる重さは増えたのかな。ずっとすばるくんの隣で歌ってきて、会見では誰よりも男らしくしていた亮ちゃんが最後の関ジャムで流した涙を私はまだ忘れられません。あの時亮ちゃんが泣いてくれた事がすごく嬉しかった。あぁ、やっぱりまだ泣いていていいんだ。亮ちゃんも、メンバーも寂しいんだ。と安心したから。それからのツアー、私は東京ドームのライブに行ったけどその頃にはもういつもの関ジャニ∞がいました。ただいつも通りすぎてそれを受け入れてしまいそうな自分も怖かった。短い期間でそこまで出来たのは5人やスタッフさんはもちろん、亮ちゃんの力が大きいんだろうと思いました。

 

まだ亮ちゃんが関ジャニ∞から、ジャニーズ事務所からいなくなる事が信じられません。

でも、亮ちゃんもずっと走り続けてきたから少しは休んでほしいと思ってしまいます。

大好きな場所で、大好きな友達や恋人や家族と、大好きな事をしてほしい。

もう“アイドル”じゃないからって言葉が皮肉に聞こえるかもしれないけど。

 

 

 

 

 

「すっげぇ寂しいけどまた会う時に笑顔になれたらいい」って大倉くんの言葉がすごく染みた。本当にそれに尽きると思った。乗り越えるまでの間がどれだけ長くても、泣いてもその先でまたみんなで笑えたら幸せだと思う。

 

 

 

関ジャニ∞も、亮ちゃんも、すばるくんも、内くんも、eighterのみなさんも全ての人が幸せになる事を祈ります。

 

 

 

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